作例:俯瞰三点透視、委員長、パイプ椅子
左82° 右8° 俯角22° 俯瞰三点透視

透視図とは

透視図法の説明を始めるにあたり、そもそも透視図とは何かを説明しなければなりません。 透視図が描ける人でも、透視図の定義を説明できる人はなかなかいません。 立体的に見えるものが透視図ではないのかと思われるかもしれませんが、それほど単純な話ではないのです。

キャビネット図と透視図

上の2つの図は、いずれも立方体を立体的に描画したものですが作図方法が異なります。 左図はキャビネット図と呼ばれるもので、透視図ではありません。右図は正真正銘の透視図です。 この例から分かるように、単に立体的に描いただけでは透視図にはなりません。 透視図を描くには、ある規則に沿った作図が必要となります。


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