1、2点透視との違い
分割や増殖の作図法は、1,2点透視図で学んだ方法が、ほぼそのまま3点透視図にも適用できます。
特に目盛りを使わない作図法(対角線を引くなどの方法)は何点透視であるかに依存しない汎用的な方法です。
3点透視図には消失点を持たない軸が存在しませんので、3軸の各辺を直接的に物差しで分割する方法は取れません。
この違いには十分な注意を払う必要があります。
3点透視における分割法
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3点透視における分割法
[Click] 基線を使う作図法の原理について
基線を使った分割法は、消失点を持つ直線である限り、何点透視であっても利用可能な汎用的手法です。(消失点を持たない直線は物差しで直接分割が可能)。 また同じ手順で増殖や任意比率の分割もできるので、対角消失点と併用すればあらゆるシーンの寸法出しがこの手法1つで乗り切れます。 この作図法は3点透視に限定される方法ではないため、作図原理は応用の章で説明しています。
[Click] 用語について
スライドで使用している「基線」「基点」という単語は、分割・増殖法において広く使われている用語ではなく、筆者が説明の都合で定義している言葉に過ぎませんので、ご注意ください。
3点透視における増殖法
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3点透視における増殖法


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