立方体の描き方

この節では1点透視図における立方体の描き方を説明します。以下の2種が代表的な作図法です。

作図法SP平面図追加
消失点
要点と特徴
距離点法不要不要距離点(左右いずれかの45°消失点)を利用する作図法です。D点法とも呼ばれます。作図がとにかく簡単であり、目立った欠点もないため、1点透視図の立方体作図はこの方法一択と言っても過言ではありません。距離点が遠くて作図しづらい場合は、視心と距離点の中点やその他の内分点を利用する応用技もあります。
足線法不要平面図と消失点(視心)を利用する作図法です。この作図法で使用する平面図は観測者と物体の位置関係を厳密に表現したものでなくてはなりません。室内や一棟の建築物など限られた空間でかつ正確な図面を用意できる場合に向いている作図法です。


[Click] 測点法や介線法は?

1点透視図では距離点を使うことで直角二等辺三角形が描けるため、距離点が測点と同じ働きをします。よって距離点法は2点透視図の測点法に相当する作図法であると言えます。 また介線法に関しても、カメラを90°回転させた場合の距離点法と同義です。距離点法のスライドのP16に示している通り、SPを使うことで立方体の側面に対して対角線を引くことができます。


立方体の描き方(距離点法)

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一点透視における立方体の描き方(距離点法)

立方体の描き方(足線法)

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一点透視における立方体の描き方(足線法)

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