透視図法における円を語るには、まず円錐曲線というものを紹介する必要があります。以降で簡単に説明します。
楕円(正円を含みます)、放物線、双曲線は、 円錐を平面で切断したときの断面に形成される図形であることから、円錐曲線と呼ばれます。
楕円、放物線、双曲線はそれぞれが親戚関係のようなもので、幾何学的に非常に似通った性質を持っています。